|
No.18587-13 [質問]:Re : ??? 対象釣り歴:5年以上 ID:jPH8SSDs 07/29 08:45 以下は自分の考えだからあくまで参考までに。 長いロッドの方がトルクがあるなんてあまり聞いたことも無いが・・・ただ、ロングロッドとショートロッドを比べると長い分だけロングロッドに使われているカーボンの量が多い。つまり仕事をできる筋肉量がロングロッドの方が多いのだ。全く同じテーパー&素材でロングロッドとショートロッドを作ったとして、ロングロッドの方が曲がりきる(使いきられる)まで余裕があるし、仕事をするカーボンの量も多い。同じ曲がりのように見えてもそこで仕事をするカーボンの量が違うのだからトルクも当然違ってくる。単純にそれだけの話だろう。 ただし、これは全く同じテーパー&素材で作ったロングロッドとショートロッドを比べたときにのみ言えることで、ショートロッドよりも曲がりしろの少ないロングロッドではそのショートロッド以下のトルクしか出ない。曲がらないロングロッドはテコの原理をモロに受けるから、体感するトルクはガクっと下がってしまう。 うyggさんの言うことに答えると、 ・遠投に有利の意味?→確かにロングロッドの方がキャストする際に曲がって仕事をするカーボン量が多いからあながち間違いでもないが、単純に射出点が高く取れるというのもあるだろう。それにキャスティングの大会でショートロッドが好まれるように、全てはテーパーの出し方やガイドセッティングとティップのトップスピードに左右される。そこまでロングロッドだからトルクがあるから〜というのは関係ない。信じられなければ試しにデプスのピットバイパーで1/2oz〜を投げてみると良いだろう。ロングロッドとそこまで差は無いはずだ。 ・遠投でフッキングパワーがあるの意味?→それはトルクのあるなしに関わらずロングロッドなら全てに言えることだ。単純に打点が高く取れてストロークも大きく取れるからに過ぎない。 ・ピッチングの際フッキングにパワーがあるの意味?→これも上記と全く同じ。トルクのあるなしとは関係ない。そもそもトルクはフッキングする際に実感できるものではない。ガチガチのロッドの方がダイレクトにパワーが伝わるから、むしろ掛ける瞬間においてトルクは必要ないと言ってしまっても良いだろう。デプスのヴェノムファングなど良い例ではないだろうか。 長くなってしまったが最後に豆知識を言うと、外人は「トルク」という言葉を使わないそうだ。だから日本人がやたらトルクと言うのを聞くとロッドにエンジンでも積んでいるのかと茶化されるらしい。それでもテクナシリーズやGルーミスが日本人の感覚でトルクフルな以上、やはりトルクは共通してロッドの重要な要素なのだろう。 [PR] BassMateINFINITY |