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No.16225-20
[質問]:Re :

ねぼすけ
対象釣り歴:10年以上
ID:WP0kAIW6
06/07 00:33
 コースは考えたこともありませんねえ(笑)。
 基本は点です。撃って、中層まで落として、引っ掛けてシェイクして、ちょっとまた落としてと・・・。
 リザーバーが主体というのもありますが。

 カバー撃ちというのはただ撃つわけではなくて、釣れるカバーのロケーションを考えて撃つわけですが、その時にバスが好むポジションまで撃ちながらでも詰めていくわけです。
 奥にいるのか、若干表側なのか、完全に外にいるのか、浮いているのか、底なのか。実際それをなるたけ正確に把握していかないと、一番効率の良いルアーも導き出せませんしね。あんまり奥で軽いルアーが入ってくれないなら小さいルアーを使う意味もなくなっちゃいますしね。

 例えばアシを打つとき、そこが止水で、季節が夏だったとします。
 ここでだらだら撃つんじゃなくて、ハードボトムのアシだけ撃つ・・・のは基本。ハチローの場合、ガマが生えてるとダメ。夏だから水アタリの良い場所にあるアシでないと、酸欠で魚もなにもいません。
 で、ここぞという場所、つまり底が固くていかにもってところで一しきり撃つわけですが、ここで「今日のバスはアシの奥かな、手前かな、浮いてるかな、沈んでるかな」ということを考えながら撃ってくわけです。手前に落として食わなかったけど奥までねじ込んだら食うとか、すとんと落としても食わないけど、カバーに絡んでいる時には食ってきたとか。その二つを考えて、絞れてきたら当たりの場所以外は全部捨てるんです(そのためには一キャストごとに自分が何をしているか意識しておく必要があります)。
 奥なら一番奥だけ、手前なら手前だけ。岬状の部分、へっこんだ部分ならそこだけ、浮いてるならノーシンカーやライトラバージグでフォール一発で誘う、沈んでるなら重いテキサスでさっさと沈める、といった感じ。

 そもそもパターンフィッシングとは、自然を解読、把握するというより、むしろ余計な選択肢を切り捨てて効率を引き上げる行為です。その時、パターンにはまらないバスまで一緒に捨てます。先の例でも最初から捨ててるんです。
 ガマのところは夏はダメ、と書きました。自分の中では本当です。が、別に私はガマのところを全部調べつくしたわけじゃありません。実際いるかもしれないし、いても食わないだけかもしれない。でも切り捨てるんです。いるかもしれないけど非効率だから。できるだけ非効率なことを切り捨てて切り捨てて、一番効率よく、一番1キャストあたりの釣れる確率を引き上げようとするわけです。その最終目的地は1キャスト1バイトの世界です。あるいは1キャストの間は15分空いてるかもしれないけれど。
 おわかりでしょうか。奥行きのあるカバーだから線でコース取りするんじゃなくて、奥行きのあるなかで、今日、いやむしろ今、バスはどこにつきたがっているのかを考えて、ピンで撃てるように絞るんです。カバーでフィネスをする時もしない時も同じことです。これができてやっとカバー撃ちという釣りは完成するんです。
 一日のうちに完成するかと言えばしないことの方が多いのは確かですが、これを意識するかしないかで、天と地ほど差があります。これを完成させるスピードがズバ抜けて速い人がトッププロになれるのでしょう。
 例えて言うならマグロから脂を取ろう(そんなバカなことをするひとはいないけど)とするときに、赤身や頭から絞ろうとするかということです。マグロがタダでいくらでも手に入るなら、大トロだけ集めて絞った方が効率が良い。それは同時に、中トロや赤身や内蔵にある脂は、取りづらいからいらないと切り捨てることです。それと同じ。

 ここで、「今日ではなく今」と書いたのも理由があります。天候一つでポジションが変化する可能性が大いにあるからです。
 風が吹いたら奥にいるバスが手前に出てくる、雲が出始めたら浮いてくる、ということがあり得ます。これもハチローで実際に経験したことです。雨が降り出したらノーシンカーが当たったり、風がでたらジグからスピナーベイトにローテーションして釣ったり・・・。
 「切り捨てる」という考えで釣りをする一方で、天候の変化に敏感になり、いつ状況が変わるか分からない、その時のために心の準備をしておくべし、ということです。

 長くなっちゃいましたね。失礼しました。
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