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No.1045-8
[雑談]:恐ろしく遅レスですが・・・

はぜ
09/20 20:25
この掲示板で話題になっていたので、読んでみました。以前に立ち読みして、アメリカ物が嫌いな僕には不要なものと判断して買わなかったんですが。
何で僕がアメリカ物のプラグが嫌いなのかというと、出来がひどいからです。何種か持っているのですが、プラスティックのくせに真っ直ぐ泳がなかったり、接着面にずれがあったりするのです。それで、品質の安定している国産品を愛用している訳です。ですから、僕はそもそも国産派だという事を前提として感想を述べさせて頂きます。
僕は歴史物語が好きなので、クランクベイトの歴史本としては大変面白い本だという感想を抱きました。貴重な古プラグの写真が満載で、クランクベイトの進化をたどれるのは大変興味深かったです。
アメリカ・ツアープロが古いプラグやマイナーなメーカーのプラグをシークレットにしているというのも面白かったですね。そのほとんどがウッディプラグだという事実は興味深いものがありました。それをひた隠しにしているというのもなんだか古流剣術の「奥義」を思わせてなんだか微笑ましかったです。
グリップの短いロング・グラスロッドを使い、神業のようなキャストでシャロークランクをカバーの奥に送り込み、カバークランキングでキッカーをゲットするアメリカのプロの技術は、クランク好きとしては挑戦してみたいと思わせるものでした(出来るかどうかは別として)。
ただ、いくつか納得できない点があります。
果たして日本のフィールド、特にオカッパリで果たしてこの本に書いてあるクランクベイトが役にたつのか?という疑問があります。キャスタビリティに劣るウッディの、しかもシャロークランクなどあまり使いたいフィールドが思い浮かびません。しかも、カバークランキングは一投でそこのポイントを終わらせてでも、奥に潜むビッグワンをゲットする技術です。小さい野池ではあまりにリスキーです。大体、リトリーブ技術が無ければすぐに根掛かりします。
更に、日本製プラグに触れた下りで「日本製クランクはローカルベイトだ」というものがありましたが、それはちょっとおかしいと思わざるを得ませんでした。日本のメーカーが日本のフィールド、マーケットを強く意識してプラグを開発するのは当り前で、それがアメリカのプロには使えないものであっても仕方の無い事だと思います。そもそも、アメリカのメーカーが日本のフィールドに応じたプラグを開発しているとは思えず、その意味でアメリカのプラグは「アメリカのローカルプラグ」だと言えなくもありません。
この本に流れている思想として「アメリカツアープロのバス釣りこそ本物である」という筆者の信念は、アメリカを知らない僕には違和感があり、それこそ大排気量のアメ車こそ車であって軽自動車などポンコツだといい切るアメ車ファンの思想に似たものを感じます。さらに、アメリカの一般バサーがこの本に載っているプラグを手放しで評価しているとは思えず、果たしてアメリカのバス釣りを正確に伝えているのかどうかも疑問があります。
「流行に流されず本物を見ぬく目を持て」という筆者の考えには賛成ですが、本の造りとして本物とはアメリカの古プラグ及びハンドメイドだと読み解けなくも無い所が残念です。
結局の所、バス釣りは信頼できるルアーを捜し求める長い旅路であり、アメリカのプロの一部が自分の釣りに求める機能を追求した結果、古プラグ及びハンドメイドに辿り着いたというだけの事でしょう。それを鵜呑みにしてプラグを選択するのは危険な事です。自分の釣りやフィールドに必要な機能を持ったプラグを選ぶ事こそ「本物を選ぶ」事だと思います。
そういいながらこの間ショップでソニーBを見つけ、買おうかと散々迷った挙げ句買わなかったりもしたんですが(正確には高くて買えなかった(笑))

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