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No.6607-21
[雑談]:Re :

はぜ
ID:2S1wDLZo
10/08 01:06
僕は20歳のころ、この問題に悩んで釣りを止めていたことがあります。当時は鯉釣りでしたが。
しかし、その後いろいろ遊んでみて思ったのは、結局同じことなんじゃないか?ということでした。
ゴルフにしろドライブにしろ、極論すれば読書、映画鑑賞、パソコンだって、自然を収奪した挙句我々の楽しみに変換していることにはかわりがありません。
釣りは確かに魚を傷つけ、場合によっては殺します。しかしそのことが我々の楽しみに変換できるのであれば、その犠牲は無駄ではないのです。無駄でないと言うことは虐殺ではないと言えると思います。
もちろん、魚の死の重さと自分の楽しみがつりあわないと思えば釣りをすべきではありません。しかし、個人的にはバスを釣る喜びはバスを犠牲にしてでも得たいものであると感じています。非常に利己的で人間中心主義の考え方だと思われるかもしれませんが、それが僕の正直な感想です。
当たり前ですが、僕は無益な殺生をせよと言っている訳ではありません。
アングラーはバスを傷つけます。だからこそアングラーにはバスを守る義務が生ずるのだと思います。丁寧なリリース、スポーニングの保護等は、バスを傷つける(殺す)と同時に大事に思っている我々アングラーだからこそしなければならないことなのではないかと思います。虐殺者を自認する人々にはそのような気遣いはないでしょうから。
忘れないこと、目を逸らさない事、が重要なのではないかと思います。自分は自分の楽しみのためにバスを傷つけてしまっていること。その自覚を持ち、自分の出来得る限りのバス保護をも同時に行うことが出来れば、アングラーではなく虐殺者に堕してしまう事は防げると思います。
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