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No.10247-23
[雑談]:Re :

am
対象釣り歴:15年以上
ID:Woz9cNTA
05/21 07:38
長文・駄文、失礼します。

ここに来る方は大半がバサーの方だと思います。
共通の趣味(あるいは仕事)を持つ人達ですが、これだけ色々な持論が
展開されるんですね。一般の方(ここではバサーでない人の意)を
含めなくとも、様々な意見が聞く事ができて、とても刺激を受けます。

こんなところで語っても仕方が無い。と思う方もいるでしょう。
ただ、ここを見ることで今まで問題に対して無関心だったバサーに
少しでも問題意識が生まれれば、それだけで十分異議のあることだと思います。


ゴミ問題の事はルリヲさんの書かれている通りだと思います。
「私は捨てていない」というバサーが大半だと思います。私もそうです。

なるべく太いラインを使って、万一根掛かりしてもフックを折り曲げて
回収できるようにしたり、ワームはなるべくエコ仕様のものを使ったり。
シンカーも鉛製をやめ、全てタングステン製にリプレースしました。
自分なりに心がけていることはたくさんあります。皆さんもそうだと思います。

それでも一部の人は意図的にゴミを捨てます。直接目撃したこともあります。
普通は信じられないような行為を平然とするバサーは、残念ながら存在すると思います。
ゴミが落ちているフィールドでは、雪だるま的にゴミがゴミを生みます。
その状況を目にした一般の方の"バサー(バス釣り)のイメージ"は想像に容易いです。

このような事態から、バス駆除を通してバサー駆除に繋がっているという事象も
少なからずあるように思います。

ですから、ゴミ問題には気をつけている人もそうでない人も、一人のバサーとして
これからも取り組む必要があると考えます。


バスが生態系に害を及ぼすというのも紛れもない事実だと思います。
規模の大きな湖沼・河川では、ある程度の棲み分けが出来て、
生態系の弱い位置にある生き物も、数は少なくなれど絶滅まではいかないでしょう。
バスが放たれて数十年経つ水域でも、未だに"ベイト"と呼ばれる生物はたくさん
見ることができます。

ただ、これが規模の小さな水域になると話は別です。
棲み分けができず、特定種類の生き物が絶えた水域もあると思います。
近場で「震生湖」という、沼みたいなフィールドがあるのですが、ここでは
ここ数年オイカワ・クチボソ・ニホンザリガニ・テナガエビ・ヌマエビを
見ることができなくなりました。
これらは十数年前には、確かにそこに存在していた生き物です。
どこかで隠れて種が存続されていることを願うばかりですが、残念ながら
絶えたと言い切るしかない状況です。

実際には、バスに加えて、稚魚・卵までも食うギルが放たれている事が
多いです。ギルが生態系に及ぼす影響のほうが、バスのそれより大きいかも
しれません。これはバサーのエゴとも取られかねませんが。

やはり、規模が小さくて、かつ貴重な生物がバスの捕食対象となるフィールドでは
バス・ギルの駆除は必要と考えます。
規模が小さければ、駆除の効率も良いでしょうし効果はあるでしょう。

ID:a9p5AVmwさんの仰っている事は事実と思います。バサーである限り、自戒の念を
持つことは必要であると思います。罪を受け止める・・・という意識も大げさでないかも
しれません。ただ、やはり大切なのはこれからなのではないでしょうか?

バス釣りは近場で気軽にできるエキサイティングな釣りで、本当に楽しいです。
休日に糸を垂れているだけで、魚が釣れなくとも癒されます。
所詮、ひとつの趣味、他に代わるものがいくらでもある・・・とも考えられますが、
できる事ならこれからも続けていきたい趣味のひとつです。

バスと在来種・バサーと一般の方の棲み分けがうまくいく世の中に
なってほしいですし、そうするために、できる事から取り組んでいきたいと思います。


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