[PR] ナチュラムフィッシング

「ELAN 73HR」[テイルウォーク]

No.63512
Rockmanさん
2021/02/14
対象釣り暦:20年以上
使い込みLv.:■■■■■
評価:★★★★

■用途
巻物全般、特に1/2oz以上 -> ナマズ用
■長所
スプールの回転が非常に良い、剛性感有り
■短所
そこそこ重い、ブレーキ効かない
■コメント
今まで3台使用してきている(新品1、中古2)。
このリールはソルト用であるが、ブラックバスでも使用している。
インプレとしてはフレッシュウォーターでの使用とする。

【重量】
今時のリールで考えればそこそこ重い部類。
個人的には丸形リールも好んで使う為、あまり気にならない。
先重りの感が高いロッドとの相性は悪くないと思う。
7.3:1というギア比もあって巻物にはとても良い。

【構造(外部)】
濃いブルーメタリックの樹脂カバーにメタリック系の塗装をされたアルミ製フレーム、薄めのブラックメッキ加工されたハンドル等、見た感じは割とかっこいい。
メッキについてはあまり強くは無いので、傷みくすみは割と早くから出た気がする。
重さはあるがパーミングしやすくいので持っていてもあまり苦ではない。


【構造(内部)】
シマノ・ダイワ系とは違い、独自色の強い内部構造になっている。
分解してのメンテナンスはダイワ・シマノ系と比べるとかなり面倒なうえやりにくい。
何度か分解してメンテをすれば慣れるレベルではあるが。
構造上スプールの回転性能がとても良く、6ベアリングであるが、巻き感は良い。
同じ個数のアブ系リールと比べたら確実に良いと感じた。
ハンドルノブが所謂パワーノブで、これが意外と重い。
当方ではハンドルレバーごと軽いものに交換した(軸径についてはダイワと同じ8×5)。

【スプール】
スプールに関してはシャロ―スプール。
PE1号で200mだが実際にそんなには巻けない。
またそれ以前の問題として、細いラインはスプールとボディの隙間に入ってしまい実際使えたものではない(この為ソルトウォーターではなくフレッシュウォーターで使うようになった)。
現在は3号のナイロン若しくはフロロを巻いて使用している。
3号のラインを巻いて、おおよそ100m位。
構造上の関係でかなり気持ち良くスムーズに回転する。


【ブレーキ性能】
ブレーキについてはマグネットブレーキでアブ系のマグネットブレーキと同じような作りをしている。
マグネットは5つ。
マグネットブレーキの効きが悪く、ノーマルの状態で軽量ルアーを投げた場合バックラッシュする可能性は高くなると思う。
1/2oz以上であればいくらかは違うが、調整範囲が狭くマグネットプレーキの性能としてはアウト。
アブ系のマグネットブレーキと同じく磁石の直径が5mm厚み1.5mmであるため、2mm圧のネオジム磁石にする事である程度実用性が上がった。
以前はメカニカルを締めて使っていたが、その時よりは飛距離も伸びている。

【総評】
当初シーバス用で買ったものの、ライントラブルが多かった為、フロロの太いラインでロックフィッシュ->ブラックバスという使用用途になってしまった。
しかしながらスプールの回転性の良さやグラスロッドとの相性の良さもあって3台買い続けてしまった。
中古でも程度が良い物でも5000円程度で変えてしまうのもあったが、意外と悪くない、という印象は今もある。
現在はナマズ釣り用タックルとしての出番が多くなったが、重めのルアーやビッグベイトのような巻物系に合うリールだと思う。

9.BACK
0.TOP

[PR] BassMateINFINITY